いやぁ、食べた、食べた。 満足、満足。 |
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業務用のホットケーキミックスを通販で買っておいて正解でした。 流石、藤さんですよね! |
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メープルシロップが、こんなにも合うのは、ホットケーキだけだお! たっぷりのメープルシロップに、ホットケーキ漬込んで食べるときの幸せは何者にも代え難いもんがあるよねっ!! もうぶっちゃけ、メープルシロップの海に沈んでみたいくらいだお! |
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『ハチワンダイバー』ですね! 私も藤先輩に同意です! メープルシロップ万歳です! |
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なんで、あんなに食べて太らないんだろ・・・。 |
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すっごく美味しかったです。 黒田先輩、ご馳走様でした。 |
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あ、実は、横のレンジでこんなのも作っちゃっていたんですけど、まだ食べられます? |
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美味しそう・・・ だけど、ちょっと私はもう無理かな。 久し振りのホットケーキが美味しくって少し食べ過ぎちゃったみたい。 |
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貰う、貰うぅっ! | ||
同じホットケーキミックスで作っているから、ホットケーキの後だと、ちょっとお口直しには、ならないかも知れないですけどね。 私も、ホットケーキ焼くのに一杯一杯で、レンジのカップケーキのことを忘れちゃっていました。アハハハ。 |
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ウマーィっ! ウマーーィっ!! |
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流石、藤さんです! あ・・・それじゃ、そろそろプレゼント交換しちゃいます? |
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楽しみですっ! | ||
予算は1000円以内って約束だったから正直すっごい悩んじゃったわ。 | ||
・・・私が予算制限は必要だと判断したからですね。 すみません。 |
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いえ、黒田先輩のご判断は賢明だと思うです。 | ||
まぁね。 竹中号の惨劇の被害者が言うと実感あるよね。 |
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それじゃ、用意してきたプレゼントを、アミダくじで相手を決めちゃいましょうか。 | ||
ワクワクするです! | ||
誰のが当たるのか・・・ ナニが当たるのか・・・ うんうん。 確かにテンション上がるね! |
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私のプレゼントが絶対一番の大当たりだと思うけどね。 当たった人は、今日一番の幸運の持ち主ってことになるかしら。 |
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はい! それじゃ、コレで決定で! プレゼント開けてもらっていいですよぉ! |
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ハイですっ!! (ワクワクっ!) |
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わぁーーっ! ジンジャーマンクッキーですっ!! ワーイ、ワーイっ! 大当たりですっ!!! |
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うひゃぁ。 うまそーーぉっ!! |
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つかさちゃんのプレゼントでしょ? | ||
正解です。 | ||
ありがとうございます! すっごく嬉しいです! |
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神社マンってことは、他にも、お寺マンとか、教会マンもいるわけだよね? | ||
ふ、ふ、藤さん。 神社マンではなくって、ジンジャーマンですから。 お寺マンとかは居ないと思いますよ? |
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私も見ちゃっていいかしら? (ナニかしら・・・。ドキドキ) |
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まぁ、ポインセチアっ! すっごく綺麗っ!! 嬉しいわっ! |
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なんだお。 食い物じゃないのかお。 |
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ということは・・・。 コレは、ナカちゃんのプレゼントね? |
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ハイです。 実家で育てているポインセチアを、私がラッピングしました。 |
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ありがとうね。 大事に飾らせてもらうわ。 |
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素敵なプレゼントですね。 (・・・えーっと。 竹中さんの贈り物と、私の贈り物が開けられて・・・。 残っているのは、光ちゃんと藤さんのプレゼント・・・。 でも、藤さんは自分のプレゼントを受け取ることはないわけだから・・・きゃぁぁぁぁあっ!! 私が藤さんのプレゼントだ! ヤダヤダっ!! すっごい嬉しいっ!!! ) |
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・・・・。 (んみゅ!? ま、ま、待てお? ということは、残っているプレゼントは、あたしの物と、この金満女の物だけじゃまいか!? ヤバス!! なんたる幸運だおっ!!! 竹中号クラスのビッグな贈り物が私の物ってことかお!? ちょまっ!! ヤバス、ヤバス!! めっちゃラッキーじゃないかお。流石、神様、やっぱ見るとこ見てんなぁ。 サンタは、信じる者のところに来るって言うしなぁ。 うん、あたし、サンタ信じてる。マヂでマヂで!! ) |
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開けていいよね? あたしのプレゼント・・・。 |
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どうぞ、どうぞ。 | ||
wktkが止まらない・・・。 手、手、手が震える・・・。 |
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ん? ・・・なんだろ・・・DVD−R・・・かな? |
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サル、おめでとうっ!!! ソレは、私からのプレゼントよ!! |
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うん・・・。 ソレはわかってた・・・。 ただ、ナニ、コレ? なんの映像なの? |
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越智大祐選手蔵出し秘蔵映像集よ。 日本シリーズまでの軌跡をダイジェストで、その後の活躍も私が厳選して抑えてあるわ。 しかも、豪華特典としてスクリーンショットを楽しめるようにボーナストラックも用意しておいたわ。 オマケに、全盛期の活躍だけじゃなくって、手術後の2軍での登板のハイライトも網羅している優れものよ! そうそう。ちゃんと今年地上波で放送したバースデイの録画も入っているから心配しなくっていいからね。 (2014 12月更新) |
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・・・・。 (と、と、とんだジョーカーが混入していたです! 藤先輩には申し訳ないですけど、私が当たらなくって、ホント良かったです!) |
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まさか、あんたがソレを引き当てるなんてね! この幸せ者っ!!! |
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神も仏もあったもんじゃないよ。 は? サンタ? ナニ、それ? |
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あうあうあうあう。 一転して、すっかり、やさぐれてしまっているです。 |
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あのぉ・・・。 よくはワカラナイのですけど、藤さんは、あまり嬉しくなさそうですね。 |
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ちょっと語弊があるね。 「あまり」じゃなくって「ちっとも」だね。 いや、コレはないわ・・・。 まだ、これなら貞子の出てくるビデオの方が、ネタとしてはありだよね。 |
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なんですってっ!? 言っておくけれど、コレは私がお父様に頼んで映像専門の業者の方に特別に発注して作ってもらった珠玉の1枚なんだからね!! 巨人ファンなら誰しもが涙と感動で打ち震える中継ぎエースの感動の名作なのよ!? |
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あたし、巨人ファンじゃないし。 | ||
あの・・・光ちゃん。 言い辛いんですけど、ソレだと予算の1000円って話が・・・。 |
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その心配なら大丈夫よ! お父様にお願いしてもらったから、特別に無料サービスってことで請け負ってもらえたから、かかった経費はDVD−Rと、ケース代だけなんで、予算はちゃんと守らせてもらったから! |
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・・・せっかくのコネを無駄遣いしてくれちゃってからに。 | ||
そ、そうですか・・・。 ちょっと脱法的な感じがしなくはないんですけれど、まぁ、それは置いておきますね。 あ、ソレじゃ、最後に私が開けてもいいでしょうか? (・・・ふ、ふ、藤さんからのプレゼント・・・。 なんだろ、なんだろ、なんなんだろ!? ) |
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最後のがサルのプレゼントって、絶対オチよね・・・。 | ||
いや、お前が言うな! お前のは、越智でオチだったわ。 二重の意味で、オチだったわ。 |
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・・・。 (ご対めぇーーんっ!!) ・・・え? |
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あ・・・あの藤さん。 コレは、一体なんでしょう? |
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大学のコピー用紙に使用されている再生紙・・・に見えるわね。 | ||
あたしが作った「宝の地図」だお。 | ||
(ソレ、宝の地図って言わないです!) | ||
ちょっとっ!! しかもナニ、コレ!? 法科大学院の自習室までの案内図をコピーしただけじゃないのよ! これのドコが、宝の地図なのよ! |
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まごうことなき宝の地図だお! (・・・まぁ、ぶっちゃけ、チイ(=妹)が、あたしの大学院の自習室までの案内図くれって言ったからコピーした際の、ミスプリだからなぁ、アレ。 でもまぁ、予算1000円以内ってことだから、幾ら使うかは任意なわけだし問題ないお。) |
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藤さん・・・。 | ||
・・・。 (やべ。 ちょっと冗談が過ぎたかな。) |
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宝の地図・・・ホントにそうですね!! 私が、法科に入って、藤さんと知り合えたこと!! 藤さんを通じて、光ちゃんや竹中さんと知り合えたこと!! それら全てが、ここから始まったってことを今、改めて思い出しました! 今の私にとって、この掛け替えのない出会いは、宝物そのものだと思います。 クリスマスの夜に、こうしてみんなで楽しい時間を過ごせる幸せ。 こんな素敵な時間が、法科にあるなんて信じられないくらいの宝物だと思います。 ・・・藤さんも、私と同じように、この出会いを宝物だって思っていて下さっていたことが素直に嬉しいです! 藤さんのおっしゃるように、コレは、宝の地図です!! 私の大事な大事な宝物をくれた場所を指し示す宝の地図です!! |
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・・・だおだお。 (お花畑の方なのかな? このメガネ・・・。 ) |
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あうあうあうあう。 ふ、ふ、深いです・・・。 そ、その宝の地図を、私もしっかり見せて欲しいです。 |
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は・・・はい・・・。 | ||
藤先輩・・・。 さっき、藤先輩が自分のことをロマンチックって言ってましたけど、ホントそうです・・・。 私、さっきから涙が止まらないです・・・。 |
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うーん、悔しいけれど、サルのプレゼントには負けたわね。 正直、あんたに、こんなロマンチックな一面があるなんて意外だったわ。 (いいなぁ・・・つかさちゃん。あの宝の地図・・・。) |
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藤さんには、ホント敵わないです。こんなプレゼント、ズルいですよね? | ||
そうです、そうです。 楽しい夜に泣かせるプレゼントなんてズルいです。 |
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とんだプレゼント交換会になっちゃったね。 | ||
でも、流石、藤先輩です! 正直、あんなプレゼント思い浮かばないです! |
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今夜はどうします? ちょっと狭いですけれど、皆さん泊まっていきます? |
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うーん、魅力的な御誘いだけど、今夜は帰ることにしようかな。 まだ春休みもあるし、その時にまたゆっくり過ごせるしね。 |
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ですよね。 ちょっと、私も勢いで言っちゃいました。すみません。 |
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黒田先輩、すっごく素敵な夜だったです! ありがとうございました。 ジンジャーマンクッキー大事に食べますね。 |
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あまり味見していないから、ちょっと不安だけど、竹中さんが喜んでくれているみたいだから、私も嬉しいわ。 | ||
もぐもぐもぐ・・・。 いや、黒ちゃん、味の心配なんて全然ないお。 この神社マンクッキー、やたら美味いお。 もぐもぐもぐもぐ。 |
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ふ、ふ、藤さんっ!! ソレっ!! |
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ああああああっ!!! | ||
いやぁ、こりゃ美味いっ! 流石、神社マン! これなら、お寺マンに勝つるお! |
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ヒドいです! ヒドいです! ソレは私のプレゼントです!! どうして食べちゃうんですか! |
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まぁまぁまぁ。 ナカたんには、この珠玉の映像作品を上げるから。 ね? 泣かないの! |
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やったじゃない! ナカちゃん!! クッキーが、越智選手のDVDになるなんて、すっごい「わらしべ長者」じゃないの。 |
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イヤです、イヤです!! ジンジャーマンクッキーがいいですぅ! |
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竹中さん・・・。 代わりと言っては難だけど、みんなが食べなかった、このカップケーキを包んでおくから、藤さんを許してあげて? |
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エッグエッグ・・・。 は、ハイです・・・。 |
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さらに、この珠玉のDVD−Rもつけちゃうお! | ||
ソレはホントに要らないです。 | ||
・・・・。 | ||
そ、それじゃ、光ちゃんのプレゼントは、私が貰っちゃっていいですか? | ||
こくこく(相槌) | ||
ううう・・・。 せっかくのいい話が、藤先輩のせいで台無しです・・・。 は? サンタ? ナニ、それです!! |
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天丼か・・・。 腕を上げたな、チビっ子。 |