行政権と内閣@ 黒田広島復帰感謝回! | ||
ねぇねぇ、ナカたん。 この前は、光ちゃんに何処に連れて行ってもらったんだお? |
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お洒落な雰囲気のするレストランに連れて行って貰ったです! | ||
な、な、なんと!? レストランとなっ!? んで、んで・・・ ナニ喰ったんだお? |
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明智先輩が、カペリーニを。 私は、タリアッテレを頂きました。 それとカプレーゼもです。 あ、あとデザートには、今の時期ならコレでしょって言われて、パネットーネとパンドーロってお菓子を頂きました。 |
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ふむふむ・・・。 まったくワカラン! つまり、ナニを喰ったんだお? |
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ザックリ言ってしまうと、パスタとサラダ、それに菓子パンと焼き菓子を食べたということですね。 | ||
えぇぇ〜!! いいな、いいなぁっ!! あたしも、その名前も知らない食べ物食べてみたいなっ! |
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すっごく美味しかったです! | ||
・・・・。 ナカたん・・・なんか、あたし、猛烈に目の前のチビっ子をド突き廻したくなったお。 |
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ええぇっ!? なんで、そうなるですか!? |
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食べ物の恨みだおぉぉぉっ! ナニ、自分だけ美味しいモン食べて、幸せそうにしてんだおぉぉぉ! |
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わ、わ・・・ 私は悪くないですぅぅっ! やめてくださいぃぃぃっ! |
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ああ・・・。 藤さん、お気持ちはお察ししますが、竹中さんは悪くないですよ。 |
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えぇぇーーいっ! この怒りをブツけずにはおれないんだおぉぉぉぉ! |
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助けてくださぁーいっ!! | ||
ちょっと、ちょっと。 ナニを大騒ぎしているのよ。 ・・・って、アレ? 騒いでいたのはナカちゃん? |
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・・・え? 私・・・騒いでいましたか? |
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ロビーは、学生が有意義な討論を交わす場であって、けして騒ぐ場所じゃないと思うんだ。 常識的に考えて。 |
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あんたが、ソレを言うの? って思わなくはないけど、確かに、それはそうよね。 |
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・・・一応、竹中さんが騒いでみえたことにも、相応の理由はあると思うところですけれどね。 | ||
あうあうあうあう。 騒いで、ごめんなさいです。 |
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うんうん。 人間、誰しも過ちは犯すもんだお。 次からはしないってことが大事だお。 |
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・・・はいです。 | ||
それで、ナニが原因で、大騒ぎになっていたわけ? | ||
あ・・・ソレは、藤さんが、竹中さ | ||
ちょ、まっ!! | ||
え? | ||
いや、『罪を憎んで人を憎まず』って言うじゃないの。 ナカたんも、こうして反省しているんだし、この問題をいつまでも引き摺っても意味がないと、あたしは思うんだよね。 |
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そんな非生産的なことを話すよりも、学生の本分である、勉強の話をしようよ! | ||
っ!! さ、さ、流石、藤さんです! 私達にとって、最も大事なことを失念していました! |
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・・・怪しい。 | ||
怪しくない、怪しくないよぉ? ささ、勉強会、勉強会! |
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(まぁ、後から聞けば済む話だしね。) はいはい。それじゃ、サルも急かすことだし勉強会に入るわね。 今日からは、内閣についての勉強会になるわ。 日本国憲法でいうと第5章の話ね。 |
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うんうん。 (よしよぉぉぉし。押し切ったよぉ?) |
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(なんか悪いこと考えている顔してるわねぇ。) ところで、質問って程の話じゃないんだけれど。 大日本帝国憲法には、内閣の規定はあったでしょうか? |
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そりゃ、普通は「内閣」くらいはあるでしょ? 常識的に考えて。 |
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残念。 大日本帝国憲法には、「内閣」の規定は存在しないわ。 まぁ、大日本帝国憲法は、司法試験六法には掲載されていない法律だから、この話がいるのかって言われると微妙なんだけどね。 明治憲法55条には、『国務各大臣』による『輔弼』(ホヒツ)についての定めはあるけれど、『内閣』の規定はなかったの。 この点については、組織の形態を決定するのは天皇の権限であって、憲法に規定せずとも、憲法の欠缺(ケンケツ=欠けていること)とはならないと憲法起草者が考えたからである、なんて説明されるところね。 |
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マヂでか・・・。 大日本帝国憲法、恐ろしい子っ! |
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ただ、日本国憲法には、第5章に『内閣』についての規定が、しっかり定められているわ。 ここに定められる規定の内容としては @内閣に行政権の主体としての地位を認める A内閣総理大臣に首長としての地位と権能を与える B国会と政府との関係について議院内閣制を定める ってことになるわね。 今日からの勉強会では、この内容について学んでいくってことになるわけね。 |
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・・・。 (あ・・・今、気付いたけれど、どうも今日はイントロっぽいし、判例検討もなさげな流れだけど。 でも、今更帰るのもイヤだし、誰も突っ込まないから、このまま居てもいいわよね。) |
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それじゃ、まずは条文確認からね。 憲法5章の一番最初にある条文。 65条を見てくれる? |
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日本国憲法第65条。 『第65条【行政権】 行政権は、内閣に属する。』 |
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短かっ!!! | ||
短いけれど、論点はあるのよね! ここにいう『行政権』の意味が問題となるわ。 通説的理解としては、控除説による理解ね。 控除説によれば、国家作用のうち、立法作用と司法作用を除いた作用が行政権とされるわ。 算式のように示すと 国家作用 − (立法作用 + 司法作用) = 行政権 って理解になるわね。 |
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なんで、そんな引き算みたいな、まどろっこしい定義をするわけ? ソレって、あれじゃない? 苺ってナニ? って聞かれて、 「ショートケーキから、スポンジとクリームを除いた物」 って言ってるみたいなもんじゃない? |
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面白い表現ですね、それ。 | ||
あんたの、その微妙な表現はともかくとして。 確かに、この控除説による定義は、消極的な定義であるとして、行政権を積極的に定義する試みは、なされているわ。 田中二郎先生は『法の下に法の規制を受けながら、現実に国家目的の積極的実現をめざして行われる全体として統一性をもった継続的な形成的国家活動』と説かれる行政権の定義をなされてみえるし、手島孝先生は『本来的および擬制的公共事務の管理および実施』を行政権であるとされてみえるわね。 ただ、この定義は難解なものといえるし、また、この積極的定義が、現在の多様な行政活動を定義づけられるものなのか、とする批判もあるところなのよね。 というわけで、通説である控除説による理解が、理解する上でも簡単だし、いいと思うわけ。 |
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成程・・・。 確かに、積極的定義は正直、あたしの頭じゃ、ナニ言っているのか、ちっともワカラン。 |
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で・・・65条には、もう一つの大きな論点として、独立行政委員会の問題があるんだけれど。 まぁ、今日はイントロってことで、このへんにして、独立行政委員会については、次回しっかりやるって流れにしようかな。 |
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もう、おしまいですか? | ||
ナカちゃん、ゴメンね。 | ||
あたしは大賛成っ! 終わろう、終わろうっ! |
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学生の本分は云々って言っておいて、ナニ、そのダブスタは。 まぁ、いいけれど。 あ、そうだ! |
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はい! コレ、お土産。 この前行ったレストランのパンドーロ。 サルと、つかさちゃんにね。 |
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うひょひょひょひょっ! ナニ、ナニ、マヂでっ!? |
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え? よろしいんですか? |
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私も、ちょっとやり過ぎたかなって思っちゃってね。 とっても美味しいから。 ね? ナカちゃん? |
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はい! すっごく美味しかったです! |
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・・・って! あうあうあうあう!! |
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え? え? どうしたの? ナカちゃん? |
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明智先輩に連れて行ってもらったレストランが、美味しかったって話をしたら、藤先輩に頭突きされそうになったです。 だから、あんまり言わない方がいいです。 |
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あっ!! このタイミングでソレ言っちゃうの!? |
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成程ねぇ〜。 ナカちゃんが大騒ぎしていた原因は、木下さんだったわけね。 |
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か、か、返さないよ! このパンドーロを、あたしから奪おうなんてことは許さないよ!? |
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うるさいっ!! ナカちゃんイジめておいて、しらばっくれるなんて言語道断! 没収よっ! |
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うわわぁぁぁんっ!! 泥棒っ! 泥棒っ!! パンドーロ泥棒っ! |
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あっ!! パンドーロ・・・ パンドォロ・・・ パン泥だお!! |
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・・・って言ってる場合じゃないお。 返して、返してぇっ!! |
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明智先輩、藤先輩もレストランの話聞いてて、すっごく食べたそうにされていました。 没収だけは勘弁して上げて欲しいです。 |
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ナカちゃん・・・ 優しいのね。 そう・・・ナカちゃんが、そこまで言うなら、このパンドーロは、サルに上げることにするわね。 それでいいのよね? ナカちゃん。 |
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はい、ありがとうございます! | ||
えへへへ。 えへへへ。 パンドーロ、パンドーロぉ。 パン泥から帰ってきたパンドーロぉ。 |
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誰が、泥棒なのよ! | ||
藤さん、よかったですね! | ||
うんうん。 あ・・・ナカたん。 その・・・ゴメンね? |
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もう、いいですよ。 藤先輩が、食べることが大好きなのは、みんな知ってますから。 |
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・・・ドッチが年上なんだか。 | ||
ところで・・・。 今日は、いくらイントロとは言え、内容が薄いんじゃない? と思われる方も、おみえのこととは思うんだおね。 |
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い、い、一体、誰に向けて話してみえるんですか? | ||
実は、な、な、なんと、なんと、なななんと!!!! あの広島の背番号15!!! 黒田博樹が、古巣広島カープへの電撃復帰が決まりましたぁぁっ! まさか、まさかの大ニュース!! これは、最早2014年最大級のニュースと言っても過言ではないね! |
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過言でしょ・・・。 | ||
流石、黒田っ!! 古巣からの御誘いのみならず、他球団からの日本円にして20億円ともいわれる御誘い、さらにはエース待遇の御誘い・・・ ソレら全てを跳ね除けて、年棒4億円提示の広島への復帰を決断! これはまさに世紀の大決断! そして、我ら赤ヘルファンにとっては絶賛喝采狂喜乱舞の大英断! |
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契約書間違えたんじゃないの? 一桁金額欄を見間違えたとかね。 |
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まぁ、所詮はお金でしか人の価値を量れない、さもしい人には、黒田の決断なんてワカルわけないよね。 | ||
ナニ言ってくれてんのよ! | ||
いやぁ、思えば辛かった。 黒田は帰ってこないとか平気で抜かす金満女の心無い発言に枕を濡らした夜もあったよね・・・。 |
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あああぁぁぁっ!! 藤さん・・・そんな切ない夜をお過ごしになってみえたんですか!? |
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黒田は、このままメジャーで野球人生を終えるんじゃないのか。 もう広島には帰ってこないまま引退しちゃうんじゃないのか・・・。 ましてや、黒田はMLBでも二桁勝利を重ね続けて、遂には名門ニューヨークヤンキースの一員にまでなった選手。 今季の奮闘からも、高額呈示でのオファーは待ったなし・・・。 でも、カープファンはきっと何度も何度もシーズンオフのたんびに帰ってこない黒田を、心のどっかでは信じていたんだよね・・・。 |
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そして、遂に、遂にっ!! 広島ファンの誰しもが待ち望んだ7年越しの夢が叶ったんだお! く、く、黒田ぁぁぁぁぁぁぁっ!!! |
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ホントに良かったですね。 藤先輩。 |
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最早、優勝待ったなしっ!! 菊丸コンビは勢いノリノリ! HR王のエルドレッドも残留。 そして、ロサリオという有望株! マエケンもメジャー行きを思いとどまって広島残留。 大瀬良、一岡の若手投手陣は来季も期待に応えてくれるはず! 新井さんもコッソリ出戻りっ! 栗原、東出、梵、小窪、木村、廣瀬、赤松、天谷のベテラン勢も来季はフル回転! そして、そこに最後の待望念願奇跡の黒田だお!! |
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惜しむらくは、あたしの大好きだった横山竜士にも、この最強の広島には居て欲しかったところだけど。 まぁ、ソレは仕方ないよね。 |
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黒田1人戻ったくらいで優勝なんて出来っこないじゃないのよ。 広島は、今季も3位じゃない。 一つ順位上げて2位ってところじゃないの? |
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松井の背番号(55)を、大事にしないような球団のファンには、ワカラナイよねぇ。 広島は、黒田の背番号(15)は、黒田が戻ってくることを信じて、球団預かりにしていたからね。まぁ、そういうところで選手への愛情ってのが出ちゃうんだよねぇ。 信じる心が、夢を実現させるんだってことをワカりゃしないよねぇ。 そりゃ松井も背番号がなければ帰って来れなかったよねぇ。 |
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あうあうあうあう。 (どうして、一言多いんですか! せっかくのいい話なのに、わざわざ巨人の悪口を言わなくってもいいじゃないですか・・・) |
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松井はメジャーに行った以上、最後まで夢を追い続けたのよ! なによ! 松井のことなんて知らないくせに!! どうせ黒田は、メジャーじゃ通用しないって思って帰ってくるのよ! シーズン始まったら、横浜の高橋尚みたいに0勝で終わるわよ! |
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高橋は関係ないですっ! 私の応援する横浜まで、御2人のケンカに巻き込まないで欲しいですぅ! |
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あぁ〜。 かつて、これ程に開幕を心待ちにしたことがあっただろうか。 ヤバイ・・・。 コレは絶対ヤバイ・・・。 |
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・・・・。 (更新が停滞しそうな雰囲気が既にしているのは気のせいでしょうか。) |
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※ 来年の夏頃に今年同様、更新停滞するようでしたら 「あぁ、管理人まぁた野球に夢中になってんなぁ」 と掲示板で叱咤して上げて下さい。 ただ夏は甲子園もあるんですよねぇ・・・コレが。 2014.12.28更新 |